小さなイベント公知用のイラストをお願いした時にもめてしまった事があった。
理由は絵師が納期を守らなかった事。
しかも自分から納期を指定してきて約束を破るから始末に終えない…
納期から2日以上過ぎてイラスト完成の連絡が来ないから心配して連絡するも
「仕事で忙しいから遅れる。もう少し待ってください」
と物凄い強気な態度。
こっちも段取りがあるので納期は守ってくださいと説明しても
「書いてるのはこっちです。それが人に物を頼む態度ですか」と聞き入れてくれない。
個人のやり取りではなく仕事でのやり取りなのでメリハリつけて欲しい。納期が守れないなら他の絵師様にお願いいたしますと連絡を入れたら烈火のごとく発狂
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と意味の分らないメールが届き困惑。こりゃ仕事にならないなと上司に相談した結果丁重に依頼を断る事になった。
すると更にその絵師から意味の分らないメールが
「絵描き全て許される法設立!絵師は神!何しても許される法設立!!!!!!!!!」
と発狂に乗じたような文章の嵐
とどめに
「貴様の会社の人間はコンビニ店員みたいなやつらばかりだな話しにならん!土下座法設立!土下座しろ!」
とか訳のわからない事を言い出して困惑
上司に着信拒否しろと言われ着信拒否。
当然着信拒否しても向こうがアドレスを変えてしつこく文句を言ってきたので会社のアドレスを変えるハメになってしまった…
最初は紳士的な態度だったのに突如豹変して一体なんだったのだろうか…
絵師は変わり者や偏屈なの多いからねぇ
たまたま頼んだ絵師が学生とか働いた事のない世間知らずだったのかもね
最初はちゃんとした対応なら、見抜けないよね…
フリーの人使うときはこういうのが怖いよね
絵柄よりもちゃんと仕事するかを見極めなくちゃだから
全部読んだらとんでもなかった
ごめん安斎さん
それなりに名前の売れてる絵師さん(女性.)で病んでる人いたわ。
締め切り過ぎても上がってこないから何度もメールしてたんだけどスルーされてて、
ようやく電話に出たと思ったら、さんざん発狂しまくったあげく、
自宅まで取りに来てくれなきゃ納品しないとか言い出した。
(通常はサーバー経由でデータ納品)
仕方なく担当者(男性.)が自宅まで取りに行ったら、「いらっしゃ~い♪あがってあがって~?」って感じで超ごきげん。
発狂しまくってたのと超ごきげんな様子のギャップがあまりにも異様で恐怖を感じたそうで、
なんとか玄関先でやりすごし、2時間ばかし話し相手をしてなんとかデータを受け取って帰ってきた。
それ以前から、病んでそうな雰囲気はときどき感じてたそうだけど、
あそこまでとは・・・とこわばった表情で話してた。
仕事と思ってないんだよ、芸術と思ってる
イラストレーターとかには多いよ、その手の人
うちの会社も以前は社内に部署持ってたけど、
いざ人を雇おうとすると芸術家気取りしか来ないから
もう外部の絵専門会社に依頼する方向に切り替えたわ
だいたいが、指示を守らないからね
客が望んでるのは君のオリジナリティ溢れる傑作じゃなくて
そこらにありがちでキャッチーで既存の売れてる作品に似てるもの
でも芸術家くんはそこんとこ理解しない
要望通りに作風も変えてやってほしいけど、できる技量のある人っていなかったし
オリジナリティがーとか言う人ほど、パターン絵しか描けない
それならしっかり仕事してくれる人材揃えてる会社に頼んだほうが早いし確実
もう15年近く前、クリエイター系専門学校で
イラストレーターという仕事は、クライアントの希望するイラストを描く仕事であって
あなたのイラストを描く仕事ではない
と初っ端の授業で先生が放った言葉
なるほどと思ったのだけど
その頃から釘さしてても、イラスト学科の子達は
自分の絵柄ばかり押し出す子が多かったなぁ
造形やってるけど
逆方向でそれで絡まれたりするよ
「わかってないなー、これじゃキャラの良さが引き出せてないよ」
「いや、クライアントの要望なんで」
「もっと、躍動感を出さなきゃ」
「基本のポーズは指定されてるんで」
「細かいところが全然表現出来てないよ」
「量産化するんでそれ以上は無理ですよ」
「そこを何とかするのがお前の仕事だろ?」
「クライアントの要望に答えるのが僕の仕事ですよ」
なんかクライアントの言いなりだと駄目な感じで
クライアントを唸らせるような物を出せなきゃとしつこい
クライアントは、作品の出来よりコスト重視ですよ
出来優先なんてオタク向けの少数生産の目玉飛び出る高級品ですよ
それがわからないからあなたはいつまでたっても売れないんですよ
と、言いたい、ものすごく言いたい
ダメ出ししてるのは何のポジションの人?
ただの外野?
顧客の要望や納期や自分の状況やその他諸々(販売なら仕入先の都合とか)
ひっくるめてよりベターな物を提供しなければ一人前では無いんだよね
イラストやそこらは他の仕事よりは自身の個性.が出るけど
それでも仕事である以上は気にする所は他の仕事とそう変わらない
ウルトラマンやウルトラシリーズの怪獣のデザイナーをやってた成田亨は
現場の判断でウルトラマンや怪獣のデザインを勝手に変更されては「俺のデザインは芸術だ!勝手に変えるな!」って
すごく怒ってたそうだけど会社からしたら厄介な人だったんだろうなぁ
作家の森雅裕て人がバイク便の仕事をやってたとき、
司馬遼太郎の家に新聞だか荷物だかを届けに行ったら、
先生顔を真っ赤にして
「まだ出来てないって言ってるだろう!」と大激怒。
家人がなだめて奥に連れて行ったんだけど、
原稿の催促と間違われた模様。
私とは別分野のプロのクリエイターです
講師に招かれたこともあるらしい
正直、所属グループの名前で仕事もらってる程度の人だと思ってるけど
やたら大物ぶって若いのを見下す老害
年齢と経験年数で発言力あるから厄介
食っては行けてるんでそこそこの実力はある
いい作品が必ずしも売れる訳でもないけど
売れないからいい作品ってのは絶対に違うし
関係者からしたら売れる作品がいい作品だ
売れなくてもいいからいい作品を作りたいってのはただの我が儘なわけで
やりたいなら自分の金でやれよと言いたい
売れなきゃ意味が無いんだよ
名作を作りたい気持ちはわかる
でもとことん納得行くものを時間かけて作りたいなら、趣味でやればいい
今はいろんな分野で同人活動が盛んだし発表の場もいくらでもあるんだから
そういえばクリエイターの差とプロデューサーの差を書いた傑作漫画に
東京トイボックスってのがあるんだけど、皮肉なことに作者的には不満だらけらしい
そして出版社を飛び出して別の所で自由に書いた続編は・・・言わずもがな
クリエイターが自由に作れば傑作になるとも限らないんだよねえ
制約があるからこそいい作品ができるんだと思う
制約の中でキッチリ仕事してこそプロだよね
でおまけにクライアントを納得させるオリジナリティーを
入れ込めるのが商業でのクリエイター
クリエイターと、プロデューサーはやっぱり別の方が作品て1つ上のレベルになるよね
もちろん双方実力のある人がやってこそ、だけど
たまにマルチクリエイターの人いるけどほんと一握り
商業の場で成り立たせるには、
やはりクリエイターという素材を上手く生かす人を入れて美味しく調理させなくちゃね
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